さようなら、ナルニア。
さいごの戦い C.S.ルイス間があきまして申し訳ありません。
それでは気合いを入れて、ナルニア完結編の感想をば。
再びナルニア国へ呼ばれるペペンシー兄弟たち。
ただこの中に、スーザンはいません。(これが結構重要)
懐かしい人たちとの再会を果たしながら、にせの王と彼を操る悪者からナルニアを救おうとするが…。
ちょっと昔すぎて細部を覚えていないのですが(すみません)、読んだときは(1年以上も経っている!)なんて悲しい話なんだろうと思いました。
アスランを信じず、愚かなロバとずる賢いヨコシマの言葉が信じられ、人々(というか動物たち)は疑心暗鬼になり、ナルニアは破滅へと向かっていく。
でもつい先日(6/18)、「引き上げ」についての劇を見ました。
天国への引き上げは2段階あるとされます。
1段階目は天使長の最後のラッパが鳴った時。肉体は地上にある時です。
2段階目は肉体が死んで、霊が完全に天国へと行った時。(ちょっとこのへん自信ないですがたしかこんな感じだった)
「引き上げ」についての劇を見た時に、ナルニアを思い出しました。
最後彼らは「真の」ナルニアへと行きました。光り輝く、まぶしいくらいのナルニア。
すべてが同じように見えて、全く違うナルニア。かれらは完全に引き上げられたのです。
ペペンシー4兄弟はナルニアへと行きましたが、真のナルニアへはスーザンだけ行かれなかった。
それは、彼女は現実での美を追求してしまったから。ナルニアを忘れてしまったから。
もしかしたら「ナルニア」とは、信仰を具現化したものなのかもしれません。(多分「信仰」でもあり「天国」でもあり「世界」でもあるんだと思う)
いまにして思うと、ナルニアを「ファンタジー」と評するのはおこがましいくらい、聖書を基にした物語、、というか世界だと思います。
心の優しい、清い人だけが真のナルニアへと行くことができた。
みんながぞろぞろと移動する様は、なんとなくノアの方舟を思い起こさせるものでした。今にして思えば。
「さいご」なんだけど、決して最後ではない。むしろ始まりでもある。
この作品(「さいごの戦い」だけでなく、7作品)は引き上げを描いた作品なんだと思いました。
ちなみに「7」という数字は、完璧な(表現違うかも)数字です。サタンは「6」。(1つ多いからサタンに勝てる)
でもそうすると、アスランは誰なんだろう?
絶対的な者、なのか、それとも救い主なのか。
両方でしょうか?
ルイスはすばらしいと思います。
おそらく神さまの加護を受けていた人なんだと思います。そうとしか思えない。
もういちどきちんと勉強しながら、しっかり読みなおしたいと思いました。
拙いながらもナルニア国物語の感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
2010/4/30読了